肩こりは、日本の国民病とも言われています。
肩こりとは、症候名のひとつである。肩だけでなく、首も凝ることが多いですよね。
「肩が張る」とも言う。主に僧帽筋に起こる症状。厚生労働省による国民生活基礎調査における有訴者率で男の2位、女の1位を占める症状である。
男女共に「肩こり」「疲れ」「目の疲れ」がランキングの上位を占め、IT化に伴う症状と思われます。
2021年も、全体の6割が引き続き「不調」を感じそうだと予想し、不調を感じそうな症状は、全体では「目の疲れ」(59.8%)、「肩こり」(56.3%)、「疲れ・だるさ」(55.4%)、「頭痛」(49.6%)、「イライラ感」(46.9%)の順となり、2020年と同様のラインアップとなっています。
男性は「目の疲れ」 (51.0%)、「疲れ・だるさ」(44.9%)、「肩こり」(44.0%)の順で、「肌荒れ・しみ」に代わり「憂うつ」(29.0%)が10 位にランクインしています。
女性は「目の疲れ」「肩こり」(同率68.7%)、「疲れ・だるさ」(65.9%)となり、男性よりも不調スコアは総じて高めです。
肩こりが治らないまま、仕事や家事をしなければならないのはつらいですよね。
肩の痛みでお悩みの方も多いのではないでしょうか。
肩こりとは、首から肩、背中にかけて筋肉がこわばり、こりや痛みを引き起こす症状のことです。
頭と首・肩をつなぐ筋肉である僧帽筋は、日常生活でよく使われる筋肉の1つで、重たい頭や腕を支え、ただ立っているだけでも緊張しています。
筋肉は緊張した状態が長く続くと疲れて固くなり、こりや痛みの原因となります。固くなった筋肉は血管を圧迫するので、血行が悪くなります。血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養を供給できなくなり、さらに筋肉に疲れがたまって固くなります。また、老廃物を排出しにくくもなるので筋肉はますます固くなり、肩が張ったり、痛みを感じたりします。
肩こりの症状には、急性的なものと、慢性的なものがあります。
急性的な肩こりは、起床時に首が痛くて動かせない、肩が痛くて腕があがらない、首や肩が熱を持ったように痛くなるなどがあります。
慢性的な肩こりは、もむと楽になる痛みやだるさ、動かすと痛む、またしびれを伴う痛みが特徴です、
肩こりを予防するためには、正しい姿勢を保ち、筋肉の柔軟性を保つこと、適度な運動で可動域を保つこと、体をリラックスさせることが大切です。
また、肩こりが慢性化してしまう場合は、マッサージやストレッチで筋肉をほぐしたり、入浴で身体を温めることで症状が緩和されます。
パソコンやスマホを長時間していると姿勢も悪くなり眼精疲労など肩こりになりやすくなります。
ご自身で肩こりを緩和させるには。自己マッサージが効果的です。
以下に、自分でできる簡単な肩こり対策をいくつかご紹介しますね:
- 肩のストレッチ:
- 肩を前に回す、後ろに回す、上に上げる、下に下げるなど、肩の可動域を広げるストレッチを行いましょう。
- 両手を背中で組んで、胸を開いて肩甲骨を引き寄せるストレッチも有効です。
- 自己マッサージ:
- 肩甲骨周辺を指で揉んだり、軽く叩いたりすることで血行を促進します。
- 首から肩にかけて、指を使って筋肉をほぐすマッサージもおすすめです。
身体の反射区を使って身体の疲れを取る方法もあります。手のひらを揉むことや足の足底を
圧をかけてお身体の血行を良くすることも効果的です。
- 温める:
- 温かいシャワーを浴びたり、湿布を貼ったりして、肩の筋肉をリラックスさせましょう。
- 温かいシャワーを浴びたり、湿布を貼ったりして、肩の筋肉をリラックスさせましょう。
- 姿勢の改善:
- デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保つ場合は、正しい姿勢を意識しましょう。
- デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保つ場合は、正しい姿勢を意識しましょう。
- 休息とストレス管理:
- 疲れたら休憩を取り、ストレスを溜めないように心がけましょう。
自己マッサージは、日常的に続けることで肩こりの予防や緩和に役立ちます。
手のひらを天に向ける、猫のように伸びをする、首をゆっくり回す、肩を前後に回すなど簡単に出来ることを続けていきましょう。
- 疲れたら休憩を取り、ストレスを溜めないように心がけましょう。