気とは、すなわち、宇宙に遍満するエネルギーのことです。
万物を構成している基本的な要素なわけですから、気を思い通りにすることが出来れば、健康を高め、
現実を自由に創造し、思い通りに生きれる、それに運気アップすることが可能になるはずです。
①健康増進
病気は、気の流れが悪くなることも、大きな原因の一つと言われています。運命をも変えてしまいますね。
体で血管が詰まり血流が滞ると脳溢血とか脳梗塞などの大きな病気になってしまいます。
体を流れる気が、さらさらとよどみなく川のように流れていれば、健康ですが、気が滞ると、ドブのようになり、そこに邪気が溜まって、病気になる、というわけです。
もちろん、気の流れだけが原因とは限りませんが、気の滞りも、病気の原因の一つなのです。
また、私たちは、痛いところに、無意識のうちに手を当てるものです。これが、「手当て」の、語源なわけですが、なぜこうするかというと、手からは、気が出ているからです。
ですので、昔からやっている痛いところに手を当てるというのも、いわば気功のひとつなのです。
このように、ヒーリング・癒しにも、昔から気は密接に関わっています。
「気」は、意識やイメージによりコントロールされます。スピリチャル的な要素の強いエネルギーともいえますので、あなたの心の持ち方によって左右されます。
気功で「気」エネルギーを取り扱う場合は、意識(イメージ)がとても重要です。
「気」のエネルギー波動を高めるには「愛」を意識(イメージ)してみましょう。例えば、喜び・思いやり・親切・感謝・感動・笑いなどです。日常でもこれらを意識して生活できるとさらにエネルギーが高まりますので、ぜひ心がけてみましょう。
②心願成就
気功では、外界から気を摂り入れるということを行いますが、既述の通り、万物は、気、すなわちエネルギーで成り立っています。
そこで、この外界の気と自分の意図とを融合させることが出来れば、自分の望む「現実」を自ら創造することが出来る、という公式が成り立つはずです。
気は、目に見えないものなので、因果関係を特定できるものではありませんが、成功者やスターと呼ばれる人たちは、ほとんどの方が、エネルギーに溢れ、パワフルなオーラを放っています。
これは、意識的か無意識的かは、人によるかもしれませんが、外界の気をコントロールすることで、望む現実を創造しているのではないのでしょうか。
真に信じる気持ちが強ければ、真の念があるから何事も乗り越えていける力を得ることが出来ます。
自らの思いも天に伝わっていくでしょう!思い通りに生きていけます。
③運気アップ
運が「停滞」すると、言いますが、運気の低下も、気の流れが滞ることによって生じることがあります。
ですので、気功によって、体内の気をめぐらせることが出来れば、気の停滞による運気の低下を防ぎ、運気アップに繋げることが可能でしょう。強運になります。
それに気功を使えるようになれば外部からの邪気から自らを守ることも出来ます。
実際に気功の施術を受けている方や気功を始めた体験者から、「運気がアップ」した感想が寄せられています。
④精神・心理面での効果
気功をすることで、深い呼吸によって、邪気を出して、気をめぐらせることから、精神面でも肚が座り、心の平安を得られる効果が期待できます。心がぶれなくなります。
私たちは、パニックに陥った時、気が動転しているとき、ストレスにさいなまれているときなど、呼吸が浅くなり、気欠状態になっていることが多いものです。
それは生命エネルギーが枯渇してしまっているのです。
こんな時に、気功をすることで、ネガティブなエネルギーを吐き出し、新鮮な気を摂り入れれば、どのような時でも平静を取り戻し、自ら冷静な判断を下すのを促すでしょう。
人生において邪気に打ち勝ち強運にもなっていきます!
気を感じてみるには!
両手を近づけ気を感じてみる
実際に「気」を操り、「気」をコントロールしてみましょう。座った状態でリラックスして大きくゆっくりと呼吸をしながら行います。このときは意識を呼吸に集中して、他のことを考えないようにしましょう。
◆両手を近づけ(くっつけては駄目)、両手の指先に意識を集中します。
このとき、体中に満ちている「気」エネルギーが胴体から肩へ、肩から肘へ、肘から手へ、手から指先へと流れていき、指先と指先との間の空気中をわたり、逆の指へとエネルギーが流れ込んでいくイメージを持ちます。
指先や手のひらがビリビリしたり、圧迫感がありましたか?これらを体感したなら成功です。「気」を感じる感覚は、敏感な人はすぐに体感できるでしょう。そうでない人でも数日行っていれば何となく感じるようになってきます。
遊び感覚でいいので、うまくできるようになるまで何日間か続けてみましょう。重要なのは、意識を集中させてイメージすることです。瞑想がうまくなれば「気」の操り方も上達します。
植物から気を受け取ろう
手を使った気功法で「気」の体感が出てきたら、次は植物から「気」を受け取るトレーニングを行ってみましょう。ポイントは行う時季で、植物の葉が枯れている季節よりも葉が生い茂る季節のほうが「気」エネルギーが多いので、受け取ったときの体感も大きくなります。
やり方はシンプルです。両手でやるときと同様にリラックスし、ゆったりとした呼吸を意識して行いましょう。
◆植物に両手をかざし、植物から気(エネルギー)が自分の両手へと流れ込んでくるよう意識(イメージ)をします。
指先や手のひらがビリビリしたり圧迫感がありましたか?体感できるようになると、植物の種類によって手に感じられるエネルギーの質が変わります。ぜひ試してみて下さい。
大自然から気を受け取ってみよう
大自然から「気」エネルギーを受け取る練習をしてみましょう。リラックスしてゆったりとした呼吸を意識して行います。早朝に自然が多く残る公園や、パワースポットと呼ばれる場所で行うと体感が出やすいといわれています。
◆『この空気中や大地には、「気」に満ちている。その「気」が自分の両足・両手・頭の先端などから、自分の中に流れ込んできている』と意識(イメージ)して、ゆったりと呼吸を行います。
自分の体内に清清しいエネルギーが満ちてきて、やる気や元気が出てきましたか?立って行うのもいいですが、座って瞑想スタイルで行うのもおすすめです。
初心者でも簡単にできる気功術
気功と言っても、特に難しいものではなく、採り入れやすいものもありますので、気軽に始めてみましょう。
この項目では、初心者でも行いやすいものをご紹介しますので、普段の生活で行ってみるとポジティブな変化が感じられるでしょう。
また、気功もヨガも、丹田から深い呼吸をするのが、基本となりますので、どの行を行うにしても、深い呼吸を心掛けるようにしましょう。
気功は、いつやるのがベストか?
これは、ヨガと同じで、個人の好みで分かれるところだと思います。
朝のすがすがしい時間にやる派か、あるいは、夜、就寝前に体を動かして、リラックスして眠る派か。
筆者の意見では、朝がお勧めです。
なぜなら、気功にしろ、ヨガにしろ、気を摂り入れる活動なわけですが、朝は、陽の気が採り入れられるからです。
ただ、朝外出して、陽の気がたっぷり充満していて、むしろ気を落ち着かせたい方などは、夜、就寝前に行うことで、リラックスを促し、快適な眠りに就くのを促してくれるでしょう。
ご自分で両方なさってみて、自分に合っている方を選ぶといいですね。
また食事の直後は、血液が消化器官に集まっているので、食後は避け、30分くらい経ってからにしましょう。
①邪気出し
これは、気功の先生が、気を摂り入れる前に、まず行ったことですが、体の中に、邪気があっては、良い気が入ってきにくいので、まずは、邪気出しを行います。
その方法ですが、口を開け、舌を出して、おなかの底から、「あ”ーっつ」と、声を出します。
からだの隅々から、不安、怒り、恐怖、ストレスなどの邪気を出すつもりで、行なってみましょう。
気分が爽快になったら、OKです。
②太陽視&深呼吸
これは、健康法の記事でもご紹介したのですが、太陽視と、天と地からエネルギーを摂り入れるのも、気を高めるのに有効です。
簡単でありながら、とてもパワフルなので、より健康になりたい方、運気をパワーアップさせたい方には、お勧めです。
★太陽視
太陽光を、見ることで、太陽の気を摂り入れます。
見る太陽は、朝日になります。
その方法ですが、太陽光は、直接見ると、眼に有害と言われていますので、眼ではなく、第三の目(額の真ん中)から、摂りいれます。
両手の指先をくっつけて、上向きの△をつくり、これを第三の目に当て、ここから、太陽光を摂りいれます。
その後、今度は、下向きの▽をつくり、これを丹田に当て、今度はここから太陽光を摂りいれます。
これを、各3回行います。
その後、深呼吸の要領で、両手を使って、足下から、大地のエネルギーを摂りいれ、それを頭頂のチャクラから、噴水のように出し、今度は、頭頂のチャクラから天のエネルギーを摂りいれ、それを、足裏を通して、大地に流す、という一連の動作を、呼吸と共に、3回行います。
③気を練る
前述の気功の先生の著書には、気を強化する方法のなかに、気を練って、気の玉を作る方法が書かれていました。
その概要は、下記の通りです。
- 肩幅よりも、やや広めに両足を広げて立ち、腰は、やや落とします。
- 邪気を吐き、頭頂から天の気を摂り入れるつもりで、息を吸う、という深い呼吸を、丹田を使って、数回行います。
- 両掌をこすり合わせます。
- 温かくなってきたら掌を少しずつ広げていって、透明な球体を持っているようなイメージをします。
- ボールを操るかのように、それを徐々に大きくしていきます。
- 温かさ、ピリピリした感じ、粘りなど、掌に気のエネルギーを感じます。
これを毎日続けることによって、掌に感じる気の感覚は徐々に強くなり、この気をさまざまに活用できるようになります。
この気の玉を、体の不調な部分に当てたり、気の玉を練りながら、願望実現をイメージしたり、顔の色ツヤを良くするために顔に当てたりなどしてみるといいでしょう。
④ぷるぷる気功法
これは、かわいらしいネーミングですが、気功の専門家の方が、「気を感じ、気を強化するのに、最も効果的な気功術」だと、勧めていた方法です。
筆者は、これに関しては、最近知った方法なので、まだその効果を立証できていないのですが、実際にこれを実践した方々は、健康面だけではなく、ビジネス面などにおいても、さまざまな効果を感じていらっしゃいますので、興味のある方は、やってみるといいでしょう。
- 足を肩幅くらいの幅に広げてリラックスして立ち、両手を広げて、深呼吸のように2、3回、思いっきりあくびをします。
(あくびがでなければ、カラあくびもOK) - 両腕を軽く曲げて腰の位置で握りこぶしをつくります。この時、親指を掌の中に入れて、残りの4本の指で包むように握ります。
このこぶしをへその両脇あたりに添えます。
この時、肩の力は抜いて、リラックスさせます。 - そのままの姿勢で、20分間、全身をぷるぷると細かく振動させます。
これに関しては、丹田呼吸ではなく、自然な呼吸で、顔は笑顔にします。
ひざは、ロックさせずに、ひざも一緒に使って振動させるようにします。
もし腕が、しんどくなってきたら、肘を曲げたまま、頭上に挙げたりしてもOKです。
20分経過したら、腕を下ろし、目を閉じて静かにリラックスします。(数分)
目を閉じたまま、両方の掌をこすり合わせます。
そして、掌の間の気を感じてみましょう。
ピリピリとしていたら、それは、気が満ちているということです。
そうしたら、この気が放出されている掌を、体の不調な部分や弱っているところ、気になるところに当ててみましょう。
顔を撫でれば、気による美顔効果が期待できます。
気を感じながら、叶えたい願望やなりたい自分をイメージすると、気のパワーとイマジネーションの相乗効果で、願望実現を促すでしょう。
⑤グラウンディング
大地から、地球のエネルギーを吸収するのも、気を摂り入れる方法の一つです。
これは、グラウンディングにもなり、気をしっかり、丹田に下ろすのにも効果的でしょう。
その方法は、実に簡単で、晴れた日に、素足で、大地を歩くことです。
ビーチや草原で、寝転がるのもいいですね。
こうすることで、電磁波などを大地に放出することにもなり、体に良い気をめぐらすことができます。
⑥鼻洗浄
「鼻洗浄が、気功とどう関係してるの?」と、思われるかもしれませんが、これは、実は、気の導引術という本で知った行です。
最初は、プールで鼻に水が入った時の、独特のツーンと来る刺激が嫌だったのですが、これをすると、鼻の通りが良くなり、気持ちがいいので、シャワーの後は、欠かさずやっています。
鼻洗浄は、実は、嵐の松潤や相場ちゃんもやっているそうです!(ただし、ここに記述した通りの方法ではないでしょう。)
まず、中指で鼻の両脇を軽くさすります。次に、コップに一つまみのお塩を入れ、ぬるま湯を注ぎます。
この水を、右の鼻孔から入れて、口から出し、左の鼻孔から入れて、口から出す、というのを2、3回繰り返します。
最初は、ツーンとするかもしれませんが、鼻の奥に詰まっていた邪気が取れて、終わった後は、鼻がスッキリします。
これは、花粉症にも効果があるので、花粉症の方にも、是非お勧めします。
⑦美肌効果
気功が、美肌に効くというと、疑問に思われるかもしれませんが、実際に美容気功なるものも存在するほど、気功は、ビューティ・アップにも活用できるのです。
筆者の通ったヨガ教室では、レッスンの締めくくりで、手から出ている気で、顔を上から下に撫でるというのをやっていました。
この時、インストラクターは、大声で、「I am beautiful!!」と言いながら、自分の顔を撫でていました。
生徒たちも、インストラクターの真似をしなくてはならず、最初は、抵抗があったのですが、慣れてくると、他の参加者同様、大声で「I am beautiful!!」の雄たけびを上げられるようになりました。
そして、最近になり、某潜在意識マスターのコーチの動画でも、「鏡を見ながら、自分の顔を撫でて、『綺麗だね』『美しいね』などと声をかけてあげると、実際に綺麗になる」と、述べており、この手法の効果を、再認識したものです。
某ヨガの大家の著書にも、猫が顔を洗うように、掌で顔を撫でることで、肌のツヤが良くなる行が記載されていました。
コツは、掌で皮膚を強くこするのではなく、掌から出ている気で、顔のオーラを撫でつけるようにすることです。
強くこすると、むしろ逆効果となる可能性がありますので、ご注意くださいね。
気功砲ってなに? カメハメ波? そのやり方を解説
気功は「気」を操るものです。言い換えれば気功術とは「気」のボールの操作方法なのです。
「気」を感じることを「気感」というのですが、「気」は見たり触れたりができないので、それを知るのに別の方法で「気」を捉えなければいけません。その方法が「気」のボールを作るという練習です。まずはこの基本から練習していきましょう。
手の感度をアップさせイメージや感覚で、気エネルギーを集める
気のボールの作り方(※直接エネルギー調整や伝授を受けたもの限定)
ステップ1・・・手の感度をアップする
両手を合わせて擦り合わせる。熱くなったら止め、そのまま話さず停止。それを何回か繰り返す。その後、そっと手のひらを数センチ離すと、なんとなく熱感を感じられるかもしれない。手の意識を高めていく。ステップ2・・・言葉で命令を出す
エネルギーを出す際には、合掌し「手からエネルギーが出る」と3回繰り返し言い、言葉で命令をする。その後、そっと手のひらを数センチ離すと、ステップ1の時より強く感じるかもしれない。ステップ3・・・イメージや感覚で、気エネルギーを集める
言葉で命令を出した後、周りの空気を集めて、空気のおにぎりを作るかのように、指や手を動かしながら、空間上をこねる。同時に視覚イメージも作り、なんとなくその空間に風船やボール、シャボン玉のような球形があるかのように想像する。
あるいは、目を閉じて、自分の内部イメージ空間にイメージのボールのようなものが浮かんでいると想像しながら、実際に手指をこねて動かしてもよい。
参照元:http://kikou.info/page/cat2/210.php
集めた空気を圧縮しできたボールに触れて楽しむ
ステップ4・・・集めた空気を圧縮する
集めた空気を圧縮し、グレープフルーツ大のエネルギーボールになった姿をイメージし、言葉で「ボールになれ」と命令する。ボールの色はこの段階では何色でもよい。透明でもよい。ステップ5・・・できたボールを触れて楽しむ
できたボールを触れながら、色々な訓練をし、気の感覚を訓練したり、実際気のボールを使ってみる。●気エネルギーが、ボール内部にどんどん収容されるイメージをしてみる
●気エネルギーの外側が薄い膜状に変化し、内部に空白ができるイメージをしてみる
●エネルギーボールを持って動かしてみたり、自分の身体に接触してみる
●エネルギーボールに移動を命じて空間上を動かしてみる
●エネルギーボールの大きさを拡大したり、縮小してみる
●エネルギーボールから両手を離して空中に浮かべてみる
●エネルギーボールを対象物に接触させ、ボールのエネルギーが対象物の中に入ったイメージをしてみる
参照元:http://kikou.info/page/cat2/210.php
このエネルギーボールは、あなた自身の内気を巻き込むようにして作られていますが、一般的な中国式気功法の概念の「気」とは少々異なり、あなたの内気だけではなく大自然や宇宙エネルギーも含まれているので「気」の波長が異なります。
この異なる波長は「多次元構造の気」といって、性質や働きも違うので効果も異なるものです。
まとめ
いかがでしょうか?
本記事でご紹介した方法は、簡単でありながら、効果抜群のもの、または高い効果が認められているものばかりです。
どうぞ日常生活に採り入れてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
この記事を書いた人 Athena 参照・参考
スピリチュアルを専門とする翻訳家・執筆家。
ベストセラーあるいはロングセラー訳書8作品あり。 英語のスペシャリストでもあり、英検1級・TOEIC965点を獲得。 他にも英語学習コンテンツクリエイター・通訳・カウンセラー・ナレーター・声楽家としてマルチに活動。 海外在住。
他にヒーリングに関連する記事を参考・参照 Madonnaブログ参照・参考