ふくらはぎが張る原因はいくつか考えられます。以下に主な原因と対処法を記しておきます。

目次
  1. ふくらはぎが張る原因
  2. ふくらはぎのメンテナンスで良い方法は?
  3. ふくらはぎのマッサージ方法
    1. 1,ふくらはぎの内側のマッサージ:床に座り、右足のふくらはぎを身体の真ん中に引き寄せます。左足はリラックスさせておきます。両手の親指を重ねて、内くるぶしからヒザまで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。ヒザまで行ったら、内くるぶしまで戻ります。この動作を3回繰り返します。
    2. 2,ふくらはぎの中央のマッサージ:床に座り、右足のヒザを立てます。左足はリラックスさせておきます。両手の親指を重ねて、アキレス腱からヒザ裏まで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。ヒザ裏まで行ったら、アキレス腱まで戻ります。同様に左足も行います。
    3. 3,ふくらはぎの外側のマッサージ:床に座り、右足のヒザを内側に倒します。左足はリラックスさせておきます。両手の親指を重ねて、外くるぶしからヒザまで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。ヒザまで行ったら、外くるぶしまで戻ります。同様に左足も行います。注意点として、足にケガがある場合や医師の指示がある場合はマッサージを避けてください。自己判断で行う際は適度な圧力とリラックスした状態で行いましょう。

ふくらはぎが張る原因

1,むくみによるふくらはぎの張り:
ふくらはぎがパンパンに張っている場合、体内に余分な水分や塩分が溜まっている可能性があります。これは体内に余分な水分・塩分が溜め込まれ、それが代謝されない状態のむくみが考えられます。むくみと関連しています。
身体の内部に不要な水分・塩分が溜まっていると、血管や組織、細胞を圧迫してしまうため、ふくらはぎのむくみ・だるさを感じやすくなるのです。
むくみの解消には、カリウムやマグネシウムを摂取することや有酸素運動、入浴などで代謝を促すことが効果的です。

2,筋肉系によるふくらはぎの張り:
運動をする習慣の人に起こりやすい症状です。
意外に知られていないのですが、ふくらはぎに付く筋肉はとても大きく、脂肪よりも厚み・重さがあるため、それがふくらはぎの張りにつながることもあります。
そして、生活の中でも休む暇なく動いていて疲労も溜まりやすい筋肉なのです。

運動後のストレッチやマッサージ、セルフケアを行うことで緩和できます。

筋肉痛を早く回復させる目的でマッサージを行うのは効果的です。マッサージを行うことで、運動によって緊張した筋肉をほぐすと血行が良くなります。
筋肉痛の回復には血行が非常に重要で、血行が良くなり血液循環が良くなると疲労物質が除去され、回復に必要な栄養素が筋肉の細胞へと運ばれます。
痛みを感じない程度の軽いマッサージで血行を促進することは、筋肉痛の回復にとても効果的です。

3,病気によるふくらはぎの張り:
ふくらはぎが張り、むくみと痛みが併発している場合は、

  • エコノミークラス症候群と呼ばれる深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)
  • 立ち仕事が多い人に起こりやすい下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
  • 足の皮膚の深部に余分なリンパが溜まってしまうリンパ浮腫

などの病気の可能性が考えられています。
エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)、下肢静脈瘤、リンパ浮腫などの病気が原因となることもあります。
ふくらはぎの張りは、規則正しい生活習慣・栄養バランスの整った食事・適度な運動の3つで解決できることもあり、一時的な症状ともいわれています。

そのため、ふくらはぎの張りとむくみ、痛みが併発して長引いている場合は、何らかの病気のリスクがあると考えられますので、迷わずに病院に行き医者に診てもらいましょう。

長引く張りやむくみ、痛みがある場合は、専門医に相談することをおすすめします。
痛みや張りを感じた場合は、早めに適切な対処を行いましょう。


ふくらはぎのメンテナンスで良い方法は?

ふくらはぎのメンテナンスにはストレッチが効果的のようです。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われる重要な部位で、血液やリンパの流れを改善することで疲れにくい脚を目指しましょう。以下に簡単で効果的なふくらはぎのストレッチ方法を紹介します.

1,ひざ立ちストレッチ:
脚を腰幅に開いてつま先を立て、手は腰に添えます。
右脚を前に大きく踏み込み、ひざは90度になるようにします。
両手を右脚の横につき、お尻を後ろに引いて伸ばします。右ひざはできる限り伸ばし、つま先を上に向けましょう。反対側も同様に行います。

2,四つ這いでの足踏みストレッチ:
四つ這いになり、お尻を突き上げます。
片足ずつひざを深く曲げ、その場で足踏みをします。ふくらはぎや足首、ひざ、太ももの裏側に心地よい伸びと刺激を感じましょう。

3,仰向けでのストレッチ:
ひざを立てて仰向けになります。
右脚を浮かせ、ふくらはぎあたりに両手を軽く添えます。右足の先で円を描いてふくらはぎや足首をストレッチします。反対側も同様に行います。

これらのストレッチを習慣化させて、ふくらはぎの血流を良くし、疲労回復や新陳代謝の活性化を促しましょう。

ふくらはぎのマッサージ方法

ふくらはぎのマッサージは、血流を促進し、疲労回復やむくみの解消に役立ちます。以下に3つの効果的なふくらはぎのマッサージ方法を紹介します。

1,ふくらはぎの内側のマッサージ:
床に座り、右足のふくらはぎを身体の真ん中に引き寄せます。
左足はリラックスさせておきます。
両手の親指を重ねて、内くるぶしからヒザまで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。
ヒザまで行ったら、内くるぶしまで戻ります。この動作を3回繰り返します。

2,ふくらはぎの中央のマッサージ:
床に座り、右足のヒザを立てます。
左足はリラックスさせておきます。
両手の親指を重ねて、アキレス腱からヒザ裏まで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。
ヒザ裏まで行ったら、アキレス腱まで戻ります。同様に左足も行います。

3,ふくらはぎの外側のマッサージ:
床に座り、右足のヒザを内側に倒します。
左足はリラックスさせておきます。
両手の親指を重ねて、外くるぶしからヒザまで、少しずつずらしながら親指で体重をかけるように押します。
ヒザまで行ったら、外くるぶしまで戻ります。同様に左足も行います。
注意点として、足にケガがある場合や医師の指示がある場合はマッサージを避けてください。
自己判断で行う際は適度な圧力とリラックスした状態で行いましょう。