ストレートネックとは
ストレートネックとはどういうことなのかと云うと、ストレートネックは、本来ならカーブを描いているべき首の骨が真っ直ぐになってしまう状態のことを指します。デスクワークやスマホの長時間使用で、頭を前に突き出す姿勢が続くと、首の骨が自然なカーブを失い、ストレートネックになるのです。
これは、首や肩の痛み、頭痛、腕や手のしびれなどの症状を引き起こすことがあります。
気をつけるポイントは姿勢の改善と定期的なストレッチなんですよ。
ストレートネックと猫背になるという関係性はありますか?
あります。それに首や肩の凝りは猫背にも深い関係があるのです。
猫背になると、頭が前に突き出て首や肩に余計な負担がかかり、、その結果、首のカーブが失われてストレートネックになることが多いのです。
逆に、ストレートネックだと、首や肩にかかる負担が増えて、前かがみの姿勢(猫背)を助長することもあります。
猫背になると、筋肉が緊張しやすくなります。その結果、凝りや痛みが生じるのです。
逆に、首や肩の凝りがあると、自然と前かがみの姿勢になりやすくなり、猫背が悪化することもあるのです。
どちらも姿勢の悪さからくる問題だから、姿勢を見直すことが大切ですね。肩と首、楽にしてくださいね。
ストレートネックを治していくにはどのようにしたら良いのか?
ストレートネックの改善には、姿勢の改善と適切なエクササイズが効果的です。
以下の方法を試してみてください。
姿勢の改善
姿勢の改善: パソコン作業やスマホ使用時の姿勢を見直す。モニターは目の高さに、スマホは顔の前に持ってくるようにして、首を前に突き出さないようにする。
猫背矯正
猫背矯正には、以下の方法が効果的です。
ストレッチ
胸のストレッチ: ドアフレームを使って胸を開くように、片手ずつゆっくり伸ばす。10〜15秒キープ。
肩甲骨のストレッチ: 両腕を前で組み、前に押し出すように肩甲骨を広げる。10〜15秒キープ。
エクササイズ
ブリッジ: 仰向けに寝て、膝を立てて腰を上げる。肩甲骨を意識しながら行う。
プランク: 体をまっすぐ保ちながら、腕立て伏せの姿勢でキープ。30秒から1分程度続ける。
意識的に胸を張る: デスクワーク中でも、定期的に肩を引き、胸を張ることを意識する。
椅子の使い方: サポートのある椅子に深く腰掛け、腰のカーブをサポートするクッションを使う。
これらを日常生活に取り入れることで、少しずつ姿勢が改善されてきますよ。ゆっくり無理なく続けることが大事ですね。
定期的なストレッチ
ネックストレッチ: 首を前後左右にゆっくりと倒し、ストレッチ。10秒ずつキープ。
肩回し: 肩を前後に回して肩甲骨を動かすことも大事です。
エクササイズ
猫のポーズ: 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりする。
ブリッジ: 仰向けになって膝を立て、腰を上げる。
適度な運動: ウォーキングやヨガなど、全身を使う運動を取り入れる。
こまめな休憩: 長時間のデスクワークを避け、1時間ごとに休憩して体を動かす。
これらを日常に取り入れることで、ストレートネックの改善が期待できますよ。
ストレートネックを治していくツボ押し
ストレートネックの改善に役立つツボ押しはいくつかあります。例えば、「三角ツボ」や「肩甲骨ツボ」があります。これらのツボを押すことで、首や肩の緊張を和らげ、ストレスを軽減する効果が期待できます。
ただし、ツボ押しはあくまで補助的なものであり、根本的な解決にはなりません。ストレートネックの改善には、適切な姿勢やストレッチ、定期的な運動も重要です。
ストレートネックの治療には、いくつかのコツや運動が役立ちます。以下の方法を試してみてください。
コツ
- 姿勢の改善: 正しい姿勢を保つことが重要です。背筋を伸ばし、肩を下げるように意識しましょう。
- ストレッチ: 一日に数回、軽いストレッチを行うことで、筋肉をリラックスさせることができます。
- 適切な休息: 長時間同じ姿勢で座るのを避け、定期的に休憩を取りましょう。
運動
- ネックリフト: 仰向けに寝て、首をゆっくりと持ち上げる運動です。これにより、首の筋肉を強化します。
- ネックティルト: うつ伏せに寝て、頭をゆっくりと前に倒す運動です。これにより、首の柔軟性が向上します。
- ネックロール: 両肩をゆっくりと前後に回転させる運動です。これにより、首の筋肉をリラックスさせます。
これらの方法を継続して行うことで、ストレートネックの改善につながります。ただし、症状が続く場合は専門医に相談することをお勧めします。